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被覆銅管の特長について


被覆銅管の規格について

使用圧力1.0MPa以下の給水、給湯、排水、空調用冷温水の配管及びその他の配管は、外面に合成樹脂を被覆したJIS H 3330:2000「外面被覆銅管」が多く用いられています。
プリゾール・チューブPは、銅管外面に低発泡ポリエチレン及びポリエチレン樹脂を押出成形によって被覆した製品です。
(日本工業規格〔JISマーク〕表示認定工場の認定番号401005)


被覆銅管の質別及び記号
タイプ 質別 被覆材料別 記号
M 軟質 P PーOーM
硬質 P PーHーM
(注) ①Mは、JIS H 3300表9(2)「配管用及び水道用銅管の寸法」のMタイプを示します。ただし、受渡当事者間の協議によってJ I SH 3300に規定するLタイプを使用することができます。
② 記号欄のPは被覆銅管の被覆材料区分を示します。また、Hは硬質(冷加工仕上げのもの)、Oは軟質(冷間加工後、焼きなましを施したもの)の質別を示します。

被覆銅管の引張強さ
質別 引っ張り強さ
(N/㎜2)
伸び
(%)
軟質 205以上 40以上
硬質 315以上
被覆銅管の浸出性能
区別 項目 品質規定 試験温度
給水装置用
(C1220)
異常でないこと*2 JIS S 3200-7による
臭気 異常でないこと*2
色度*1
(度)
5以下
濁度*1
(度)
2以下
銅の溶出量(mg/ℓ) 1.0以下
(注)※1. 浸出性能の濁度及び色度は、空試験との差から求めるものとします。
※2. 塩素以外の臭気及び味があってはなりません。


保温付被覆銅管の保温性能

プリゾール・チューブRの放熱量

プリゾール・チューブRの外気温度と相対湿度の関係



保温材の性能

架橋ポリエチレンフォーム、30倍発泡
・一般的特性
項目 単位 保温材内層 保温材外層
引張強さ N/cm2 14以上 14以上
厚さ収縮率 % 7以下(120±5℃) 7以下(70±5℃)
吸水率 g/m3 2.0以下 2.0以下
熱伝導率 W/(m・k) 0.043以下 0.043以下
耐熱温度 管内流体温度120℃以下

・保温性能



・保温材厚さの計算方法



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