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Cross Talk


世の中に価値を作り出すモノづくりの仕事

国内営業担当 × 海外営業担当



海外にシフトするモノづくり

前田 賢亮(海外営業担当)

―岩崎 前田さんは海外営業担当していて、国内と違うところはありますか。

―前田 岩崎さんこそ長く海外を担当されていて大先輩じゃないですか。

―岩崎 いや、お客様の目的や使い方が変わってきていて、少し離れると全く変わってしまいますよね。

―前田 確かに。私はエアコンメーカーの中国の工場を担当しているのですが、今求められるのは、省エネ性能とコンパクト化ですね。お客様と工場の間に入って、製品性能であったり、腐食性であったり、研究工場に出向いて私たちの製品のご理解をいただくようにしています。

―岩崎 そう、お客様の製品の価値を上げるために私たちの製品を使っていただくということが大事ですよね。

―前田 あと、お客様の工場での加工性も大事です。先日も、製品が加工できなくて、現場で調整するために中国の工場まで出向きました。

―岩崎 私も経験があります。マレーシア、タイの工場に、これまでにない500kgクラスの製品を納入したのですが、現場で運搬の手段がなく工場に飛んでいきました。ちょっと苦い思い出です。

―前田 今、モノづくりは海外にシフトしており、国内メーカーは工場を海外に展開していますよね。そういう意味でこれからは海外の需要が増えていくのではないでしょうか。
岩崎さんが担当する国内のトレンドはいかがですか。


技術力を背景にお客様に寄り添う

岩崎 善裕(国内営業担当)

―岩崎 今、国内はDANT(蟻の巣状腐食対策銅管)に力を入れています。
これはNJTの耐食性技術、製管技術を誇るものだからです。

―前田 NJTを語る上で技術力は欠かせないですね。

―岩崎 国内営業においても海外がキーワードになっていて、それは海外の銅管メーカーが価格で競合してきているからなんです。

―前田 そこにはどうやって対抗していくのでしょう。

―岩崎 価格勝負の海外メーカーとの差別化には、価格だけでなく技術力、そしてカスタマーインすることが重要です。

―前田 原点に立ち返って、製品の魅力を見てもらうことが大事ですね。

―岩崎 私たちはこれまで蓄積したノウハウがあるわけですが、これをビジネスにすることが大事だと思います。例えば、お客様の要望する使用方法についてのテストデータはふんだんにある。それも単にデータだけでなく、調査事例、事故の推察など圧倒的な実績を持っており、外部の調査機関が出してくるデータとは比較になりません。

―前田 私たちの魅力を伝えることが、ひいてはお客様の製品の価値を高めることにつながっているわけですから。
チームで成果を出す営業スタイル
―前田 NJTにおける営業の醍醐味ってなんでしょうか。

―岩崎 チームで成果を出すところですね。もちろん銅管を売ることが大事なんですけれども、私にとって誰と売るか、どうやって売るかの方が重要で、みんなでストーリーを描いて、プロセスと結果が共有できることが喜びです。

―前田 私は、いろいろな人と交流し、さまざまな経験ができるところです。NJTは定期的に転勤、ローテーションがありますから、同じ商材を扱っていても、お客様によって要望は異なりますし、そのお客様との関係の中で生まれるコミュニケーションが好きなんです。

―岩崎 ローテーションといえば、国内、海外とさまざまな経験ができますよね。

―前田 そうですね。本当にいろいろと経験させてもらっています。

―岩崎 私なんか、銅管を扱うのはいつまで続くかと思っていたら、これがなかなか奥が深くて、20年以上になっています。(笑)
前田さんの営業のポリシーは何ですか。

―前田 一緒に笑顔になれることを目標としています。お客様もそうですし、一緒に働いている仲間もそうです。あと、何が本音かを見極めることに気を付けています。雑談の中で出てくる話にお客様の本質的な要望が隠されていることがありますから。

―岩崎 私は、営業とは困りごとを解決すること。それによって付加価値を提供して対価をもらうことだと思っています。解決のひとつの方法が銅管だということです。

―前田 それが、20年続いているんですね。(笑)

―岩崎 これからも銅管を追求していきたいですね。銅管でなくてもいいけど銅管が楽しい。
まだまだ知らないことだらけでまだまだ続けていきますよ。

―前田 私は人に興味がある。周りと協力して結果を出していくスタイルで、やりたいことをやらせてくれるこの会社は、自分にとって最適な環境だと思います。


PROFILE

1998年入社
営業部 東日本営業室
主査 岩崎 善裕
※内容は取材当時のものです。

メッセージ
何にでも好奇心を抱き、何にでも興味を持ってください。
新しいことを知ろうとする欲求が高い人は、社会に出ても活躍できると思います。
仕事に限らず、知識欲が高いことはとても大事。
だから、勉強ができるとかではなく意欲がある人に来てもらえるといいですね。

CAREER- 入社後のキャリア -

1998年 入社後、エアコンメーカー向け 国内営業担当
2000年 被覆銅管の国内営業担当
2004年 台湾・中国向け海外営業担当
2008年 東南アジア向け海外営業担当
2011年 建築用銅管の国内営業担当
2014年 西日本営業室(大阪)に異動、給湯機器分野を担当
2020年 東日本営業室に異動、エアコン、給湯機器分野などの国内担当、現在に至る


PROFILE

2002年入社
営業部 東日本営業室
主査 前田 賢亮
※内容は取材当時のものです。

メッセージ
趣味でも運動でもなんでもひとつ一生懸命やってきた人に来てほしいですね。
何かに熱中したことがある経験は仕事にも活かせると思います。
また自分の意見が言えることも大事です。
私はいいたいこと言ってここまできました。
それを許してくれる環境だからこそ活躍できる人もいると思います。

CAREER- 入社後のキャリア -

2002年 入社後、電線、電極材などの国内営業担当
2007年 当時の名古屋支店に異動(現在は西日本営業室に統合)エアコン、コンデンサなどの国内営業担当
2011年 西日本営業室(大阪)に異動、給湯機器分野を担当西日本営業室
2018年 東日本営業室に異動、輸出品統括、現在に至る。